2018年7月31日、LINEは、Messaging APIの新機能「クイックリプライ」を公開しました。
送信するメッセージにクイックリプライボタンを設定することで、トーク画面にユーザーが操作できるボタンを追加できます。
ユーザーはそのボタンをタップするだけで返信できるため、入力におけるユーザーの手間を大幅に削減する効果が期待できます。
クイックリプライは、1対1のトークの他、グループトークやトークルームでも利用できるそうです。
ボタンをタップすることで実行されるアクションは、次の6種類。
- カメラアクション
ボタンがタップされると、カメラを起動します。 - カメラロールアクション
ボタンがタップされると、カメラロールを起動します。 - 位置情報アクション
ボタンがタップされると、ユーザーの位置情報を返します。 - ポストバックアクション
ボタンがタップされると、そのボタンの「data」プロパティに指定された値を返します。 - メッセージアクション
ボタンがタップされると、そのボタンの「text」プロパティに指定された文字列がユーザーからのメッセージとして送信されます。 - 日時選択アクション
ボタンがタップされると、日時選択ダイアログでユーザーが選択した日時を返します。
これらの機能を付随させたクイックリプライボタンは、どのメッセージタイプでも、1つのメッセージにクイックリプライボタンを13個まで設定可能です。