Twitter タイムラインのリアルタイム更新とプッシュの即時配信が停止
みなさんもご存知の通り、Twitterの流れるタイムラインが終了となりそうです。
タイムラインのリアルタイム更新とプッシュの即時配信停止という、ヘビーユーザーには大ダメージの変更です。
User Streams APIは、Twitterクライアントの開発者がアプリに組み込むと、ユーザーが更新ボタンを押さなくても新しいツイートを次々に見られる――いわゆる“流れるタイムライン”を実装できる機能。Twitterのヘビーユーザーを中心に人気の高い機能だ。
しかし、Twitterによれば「1%未満の月間アクティブアプリで利用されているにとどまる」といい、「開発環境の向上や継続的にビジネスを成長させることを目的に、廃止を決めた」という。
Twitterの“流れるタイムライン”が消える? 「User Streams API」を8月に廃止 – ITmedia NEWS
これは使っていた側からすれば本当に迷惑な話で、自分のツイートがどのように広がっていったのかを把握することができなくなってしまうので、Twitterの価値が半減といってもいいでしょう。
「1%未満の月間アクティブアプリで利用されているにとどまる」ということなので、所詮は少数派ということなんですけどねぇ・・・。
そしてさらに有料化。
同社は5月16日、新しいAPI「Account Activity API」を全てのアプリ開発者に公開し、移行を呼び掛けた。ツイートや返信、リツイート、ダイレクトメッセージの送受信など、ユーザーのアクティビティーをリアルタイムで取得できるが、User Streams APIとは異なり、タイムラインの取得はできない。
Account Activity APIでは、タイムラインの取得はできない
新しいAPIは、無料版で15アカウントまで登録できる。250アカウントまでは有料版(月額339~2899ドル)、251アカウント以上は企業向けの有料版を利用する必要がある。
儲からない=続かない=Twitterが使えなくなる、ということは理解しますが、課金するところはここなのかな・・・と個人的には思うわけです。
「【API提供の企画】APIの収益化計画のための準備について – APIを探して、試して、使える【APIBank】」の記事にもあるように、APIの収益化はどこも悩んでいる部分なのでこうなるのも分かりますけどね。
影響を受けたTwitterサードパーティアプリ「Favstar」「Aristea」が終了へ
この影響で2つのサービスが提供終了を発表しました。
人気ツイートをチェックできる「Favstar」が運営終了、理由はTwitterの新API導入【やじうまWatch】 – INTERNET Watch
UWP製多機能Twitterクライアント「Aristea」が提供終了 ~ Twitter APIの変更を受け – 窓の杜
Favstarには個人的にかなりお世話になっていたのでなくなってしまうのは何とも寂しい限りです。
かといってTwitter公式アプリが使いやすいかといわれると、そんなことは全くありませんので乗り換える気にもなりません。そもそも、使いやすければサードパーティーのアプリとかサービスなんて使わないわけですから。
今後、サービス停止になるものが増えてくると思いますので、APIbankでは継続的に情報を集めて皆さんにもお伝えしていきます。