TikTokを運営するBytedance、Baidu(百度)に100万元の損害賠償請求 – 中国で初めて法的証拠にブロックチェーンのデータが認められる

TikTokに投稿された動画の著作権を巡る中国国内の裁判で、ブロックチェーン上に保存された情報が証拠として利用されました。

北京インターネット裁判所​はブロックチェーン上に保管された情報を重要な証拠として認めています。

ブロックチェーン上のデータが法的証拠として中国で認められるのは、この件が初の事例となります。

訴訟の内容

2018年5月、TikTokを運営するBytedanceが、動画投稿サイトHuopaiを運営するBaidu(百度)を著作権侵害として提訴しました。

訴訟の原因は、TikTokにアップロードされている動画が、Huopaiでダウンロードできるようになっていたことであるといいます。

BytedanceはBaiduに100万元(145,600ドル)を補償するように訴えました。

その際の証拠が、Factomのブロックチェーン上のデータでした。

Factomとは

Factomはドキュメントデータをブロックチェーン上に記録し、管理できるようにする分散型データ管理プラットフォームを提供する企業です。

Factom Harmonyと呼ばれる、暗号通貨の利用やブロックチェーンの構築をせずに、データをブロックチェーン上に記録できるサービスを提供しています。

Factomは独自のブロックチェーンを持たず、記録はBitcoinのブロックチェーン上に管理されます。

Factomはアプリケーションにブロックチェーンを導入するためのAPIも提供しており、ブロックチェーンの専門知識がなくても利用できます。

APIには、無料で利用できるサンドボックスも用意されています。


Factom Harmony API Referance – Factom

今後の動向

今回の裁判で、北京インターネット裁判所は、ブロックチェーン上に格納されたデータを重要な証拠として認めました。

中国の裁判所が、ブロックチェーンに保存されたデータは変更・改ざんすることができないという事実を受け入れたことを意味します。

米国では、2016年にバーモント州でブロックチェーンデータを法的証拠として認める法律が可決されています。

今後、ブロックチェーンは情報の信頼性を担保する手段として普及してくるのではないでしょうか。


ブロックチェーン上のデータが裁判の証拠に、Factom担当者:価値のある「実例」 – マネックス仮想通貨研究所


ブロックチェーンが決定的な証拠に|中国TikTok著作権巡る裁判 – CoinOtaku