GMOあおぞらネット銀行がAPIを用いた事業を開始 ~開発者向けポータルサイト「API開発者ポータル」をオープン~

GMOあおぞらネット銀行は、開発者向けポータルサイト「API開発者ポータル」をオープンしました。

これは、公開する各種APIの仕様や、開発テスト環境、利用者登録、API利用のための審査窓口の機能等を備えたサイトです。

GMOあおぞらネット銀行は、銀行機能を細分化し、外部連携を可能とするAPIの公開(オープンAPI)を順次進めています。

銀行APIを順次無償提供していく計画があり、お客様のビジネスに貢献するのはもちろんのこと、国の掲げるキャッシュレス化の援助を行っていくと発表しました。

GMOあおぞらネット銀行のホームページで2つのアクセス方法が以下のように説明されています。

1.パブリックアクセス

サービス提供企業が、当該サービスを利用するお客さまの口座に対してAPIによるアクセスを行う場合(オープンAPI)にご利用いただけます。
こちらは電子決済等代行業者としてAPIを利用するケースで、たとえば会計システムや家計簿アプリ等を提供する事業者さまにご利用いただけます。

2.プライベートアクセス

お客様のシステム(社内システムなど)からお客様自身の口座に対してAPIによりアクセスを行う場合にご利用いただけます。
たとえば、多数の入金が発生するサービスを運営されている事業者さまが、「振込入金口座API」と「入出金API」を利用してシステム構築することで、取引先への請求処理や入金照合を自動化することが可能となります。

GMOあおぞらネット銀行の公開する銀行APIを利用するためには以下の件を満たす必要があります

  • ポータルサイトへの登録
  • 書類提出後のGMO所定の審査

APIの公開によって銀行と外部の事業者との間を安全にデータを連携出来るようになるかが、今後の焦点になります。今までの業務が自動化される一方で今までになかったトラブルが発生する懸念があります。
今後、これらのトラブルに対する法整備やセキュリティ体制に注目していきたいです。


銀行API公開に合わせ開発者ポータルサイトをオープン~オープンAPIの無償提供でお客さまの利便性向上に寄与~ - GMOあおぞらネット銀行