以前APIbankのニュースで、Google Maps APIの料金が変更され、無償枠が大幅に減少するというニュースを取り上げましたが、これに変わるかもしれない地図APIを「TechCrunch Japan」が紹介しています。
地図API「Mapfit」は、様々なデータソースを検証し、歩行者入口、車両入口と住所を引き合わせるなど独自のアルゴリズムを用いてデータを強化しています。
そのため、9割以上の住所データが正確な出入口のを情報を保持しており、ドアツードアのナビゲーションを行うことができます。
また、同社のベクターベースの地図に用いられているマップタイル、他社サービスと比較して非常に小さいのが特徴です。このような従来のタイルも提供されているほか、3Dのビルディングや公共交通機関の情報も含まれています。
また料金体系面では、「Mapfit」はGoogleのサービスを意識した価格設定をしているそうです。
非商用のプロジェクトであれば無料で使うことができます。
有料プランは2種類あり、25万ビュー、15万のジオコードリクエスト、そして15万の方向リクエスト以内に収まれば、月額49ドルの「GROWTH」プランが適用されます。
リクエストが前述の範囲を超える場合には、1000リクエストごとに50セント支払うか、もしくは月額1499ドルの「エンタープライズプラン」の契約を検討するといいでしょう。
Google Mapsを超える高性能低料金の地図APIを提供するMapfitが$5.5Mを調達 | TechCrunch Japan