電子署名サービスを提供している米国企業SignEasy社がAPIを公開しました。
企業や開発者は、APIを活用することで署名が必要な電子文書の処理を自動化できるようになります。
SignEasy社は2010年に設立され、サンフランシスコに本社を置くテック企業です。
サービスのダウンロード数は500万を超え、すでに2,500万件を超える電子署名が行われた実績があります。
SignEasyのサービスは180以上の国々で利用されています。
署名サービスは、ESIGN Act(EUの規制)、eIDAS(米国の規制)、日本の電子署名法にも準拠しています。
SignEasy APIは以下の機能を提供します。
- 自社のアプリやウェブサイト内で署名するか、文書を送信する。
- 自社のアプリやウェブサイトで署名されたドキュメントを取得する。
- 署名した文書をダウンロードする。
- Webhooksによる署名リクエストの変更の通知を受ける。
SignEasy APIを使用すると、自分のサイトやアプリで文書に署名したり、Salesforce、Slack、Hubspot、XeroなどのアプリケーションにSignEasyアカウントのアクティビティを統合することができます。
SignEasy社は、以前にテスト用のベータ版APIを公開しています。
ベータ版APIは6ヶ月の間に不動産、法律、採用、物流などの業界で活用されていました。
日本では、業務効率化のため紙ベースの契約書を電子書類に移行させる動きがあります。
SignEasy APIのような電子署名機能を呼び出せるAPIを活用すれば、電子署名用のアプリケーションすら持つ必要がなくなるかもしれません。
事務処理作業にかかる時間と労力を減らし、生産性の高い業務に集中できるようこのようなAPIを積極的に調べ、活用していくことが重要になるのではないでしょうか。
SignEasy launches an easy-to-integrate eSignature API – Newswire