今使っている管理システムで業務用車両の動態管理や事故の予防が可能に パイオニアの「ビークルアシスト」がAPIを拡充予定

パイオニアは、クラウド型の車両運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能を他システムから連携できる「ビークルアシストAPI」を提供してきました。
5月下旬より新たに、事業者が使うシステム上で各車両の動態管理やコース表示を可能にさせる「コンテンツAPI」の提供を開始予定です。

「ビークルアシスト」は、物流や清掃業などといった車両を使うサービスでの、車両の運行管理・支援を円滑に行うためのシステム。カーナビ、ドライブレコーダーなど様々な端末で利用できるのが特徴です。

既に「ビークルアシストAPI」の中で提供されている「データAPI」では、コースの作成、予想到着時刻・予想所要時間の提供や走行ログの取得、日報作成に必要なデータの取得といった機能が、事業者の顧客管理システムなどで利用できます。これらの機能は一般的なWeb APIの知識で実装できるため、少ない開発投資や開発期間で利用可能です。
これらの機能によりドライバーは、業務負担を大幅に軽減することができます。

今回新たに提供する「コンテンツAPI」では、ビークルアシストの地図を使った「動態管理」「コース表示」「地点管理」「軌跡管理」の機能や、既存の顧客管理システム上などに通信ドライブレコーダーのWebビューアーを埋め込むことができます。
運行する車両の位置情報を地図で確認できることにより、管理者は業務の進捗状況をリアルタイムに把握できるようになります。また、ドライブレコーダーから送信される映像や加速度から、各車両の運転状況を確認し、事故の予防にもつながります。

さらに、ドライブレコーダーからアップロードされた映像データをファイル単位で取得できる「映像API」も、6月下旬に提供開始予定です。発生してしまった危険挙動のリストも取得できるようになるとのことです。

パイオニアがクラウド型運行管理サービスのウェブAPIサービス拡充へ | レスポンス(Response.jp)