インドの商業銀行であるコタック・マヒンドラ銀行は、開発者向けのAPIプラットフォームを公開しました。
プラットフォーム上ではコタック・マヒンドラ銀行の融資及び支払い商品に関するAPIが使用可能です。
インドの金融サービス企業によると、コタック・マヒンドラ銀行は、ベンチャー企業や開発者との連携を強め、
より良いサービスの提供を図る目的があるようです。
ベンチャー企業や開発者などの外部機関と連携することで、自社のサービスをより顧客のニーズに対応したものにカスタマイズする狙いがあるといいます。
APIプラットフォームを利用しているパートナーの数はすでに30を超えており、40人の開発者がパートナー申請をしている状況にあるといいます。(2018年11月23日時点)
執行副社長およびグループ最高技術責任者のAruna Raoは、
APIエコノミーは未来を形作り、成長するデジタルエコシステムの中核をなす。
と述べています。
アメリカのような先進国だけでなく、インドのような途上国の金融機関でも積極的にAPIを活用していく試みがなされています。
日本の開発者の方々にとって、世界の潮流に取り残されないためにも、APIについて学び、活用していくことは非常に重要になってくるのではないでしょうか。
APIbankには金融系のAPIも多数掲載されています。
まずは、APIbankでAPIを探して、利用してみるのがいいかもしれません。