CData Software Japanは、2018年9月13日に、API開発・運用の基盤「CData API Server」の2018版をリリースしました。
「CData API Server」は、様々な形式のデータソースからREST APIを構築・運用できるAPI開発・運用基盤サービスです。ユーザーはコーディングを行うことなく、「データソースへの接続」「公開リソースの設定」「ユーザー設定」の3ステップだけで、Open API Initiative(Swagger)に準拠したAPIと、自動生成されたドキュメントを公開できます。
主な機能は、おおきく次の3つに集約されます。
1. IoTデータのAPI化による活用
- AWS S3、Google Drive、Boxといったクラウドストレージ内に格納しているCSV、JSON、XMLファイルのAPI公開を実現
- NoSQL DBに格納されているデータのスキーマ検出や、OData/Swagger対応エンドポイント変換による、データ分析・AI基盤への連携を実現
2. デジタルトランスフォーメーションのサポート
- クラウドサービスやウェブサービスのUIからのAPI Server統合実現を容易にするため、外部アプリからAPIを活用したリソース作成やコネクション作成・ユーザー設定を可能に
- 管理コンソールでのエンドポイントの一括作成機能を追加
- 社内のActive Directory基盤をAPI Serverで利用可能にしたほか、既存のユーザー名とパスワードをAPI Serveのユーザーへインポート可能に
- リソース毎にユーザー+グループ単位で、読み取り(GET)/更新(POST/PUT/DELETE)のアクセス権限の設定ができるほか、カラム単位での権限設定も可能に
- AWSでのオートスケールやロードバランシングをサポート
3. APIエコシステム構築のための標準インターフェースサポート
- ユーザーの利用促進やサービス構築時の既存アプリケーションとの連携コスト削減を図るため、BIツールやETL、Excel、Access、.NETアプリやJavaアプリから標準SQLでAPI ServerのREST APIを利用するためのCData API Server Driversβ版をリリース
- REST APIの標準であるOData 4.0やSwagger 2.0をサポート
本サーバーは、CData Software Japanサイト(https://www.cdata.com/jp/apiserver/)から30日間無償評価版のダウンロード利用が可能です。
CData、API開発・運用基盤「CData API Server」2018版をリリース:EnterpriseZine(エンタープライズジン)