「Open Recruiting API構想」で複雑化が予想される採用活動を支援したい HERP代表庄田一郎氏の思い

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採用業界で、今多くの企業や投資家から注目を集めるAIプラットフォーム「HERP」。

同サービスを運営する、株式会社HERPに、株式会社エウレカ共同創業者でエンジェル投資家の赤坂氏など8名が、パートナーとして経営に参画すると発表がありました。

「HERP」のメインサービスは、複数の求人媒体の情報を、APIを介して自動連携する採用管理システム。

「HERP」を通して全ての媒体に一括で求人票を公開したり、異なる媒体から応募してきた候補者の情報をシステム内で一括管理することができます。

直近では採用事務を自動化を目指しており、これに必要なツールの開発を進めていくとのこと。

採用データを簡単に一括管理できるツールがあれば、パフォーマンスや早期離職の分析に活用することができます。さらにこのデータを活用し、採用したい人材に応じて、どの媒体にいくらかければ良いのか、AIを使って費用を最適化する機能も検討されているそうです。

「HERP」は、昨年12月にサービス発表を行い、3ヶ月で約400社の登録があったそうです。現在はクローズドベータの形で数社に公開されて試用が始まっており、今春を目処に登録企業全体に公開予定とのこと。

代表取締役CEOの庄田一郎氏は、採用情報がエージェントや媒体に偏る現状に疑問を投げかけ、この状況を変えるため「Open Recruiting API構想」を提唱しています。

今後は働き方改革で副業が広がり、採用形式や必要となる人材の多様化・複雑化が見込まれます。これにより、人事にかかるコストは膨らんでいくでしょう。

庄田氏はこれを見据え、データのオープン化への対応を準備していくとしています。

「HERP」はこの構想を軸に、採用担当がおこなう事務作業の多くを自動化して、戦略的な採用活動に注力できるよう支援することを目的としています。

「これまで変化のなかった採用業界で、既存の媒体がこれを推進するのには困難もあるだろう。採用業界の構造を中立な立場で変革して行く存在として、僕たちが担っていきたい」と、庄田氏は話します。

また、今回8名がパートナーとして経営に参画したことに対しては「デジタル業界、ウェブ系企業では、データのオープン化にも理解があるところが多い。今回は、スタートアップ、ベンチャー企業のHRの権威や経営者の方に、この思想に共感し、参画してもらった。今後も、Open Recruiting API構想に協力するパートナーは増やしていきたい」と、今後の展望を語っています。

同サービスを開発するHERPは3月12日、スタートアップの経営や採用戦略に携わる8名がパートナーとして加わり、経営に参画すると発表した。HERP PARTNERとして迎えられたのは、以下の8名。このうちエウレカ共同創業者の赤坂氏と西川氏は、HERPに合計数千万円規模の出資を行っている。

赤坂優氏(エウレカ 共同創業者/エンジェル投資家)

石黒卓弥氏(メルカリ HRグループ)

小澤政生氏(サイバーエージェント採用責任者)

河合聡一郎氏(ReBoost 代表取締役社長)

桑田友紀氏(サイバーエージェント 採用担当)

小泉文明氏(メルカリ 取締役社長兼COO)

高野秀敏氏(キープレイヤーズ 代表)

西川順氏(エウレカ共同創業者/エンジェル投資家)

人材採用のOpen API構想を掲げるHERPにスタートアップの経営者ら8名がパートナーとして参画 | TechCrunch Japan