訪日観光客向け検索サービス「Liigo(リーゴ)」がサービス提供開始 インバウンド業界と提携し検索から体験までのワンストップ化を目指す

訪日観光客を対象とした検索サービス「Liigo(リーゴ)」が、2018年2月22日にサービスの提供開始を発表しました。

この背景には、代表取締役の宮本秀範氏の学生時代の経験が関係しています。世界中の大学に赴き外側から見た日本を調査する中で、「異文化とのふれあいが自分の人生を変えた」と語る宮本氏。

近年急増するインバウンド需要をうけ、文化交流の入り口である観光分野でビジネスを行うべく、株式会社リーゴを起ち上げました。

同社が提供するLiigoは、提携するパートナー企業が訪日観光客向けに提供しているツアーやアクティビティ、レストランなどの情報をまるっと検索できるサービス。

自らツアーを企画するのではなく、ツアーやアクティビティ情報を提供する他社サービスとAPI連携し、デザインやAIを活用して、ユーザーが求める情報とのマッチングを図ります。

アクティビティ情報を紹介する「アクティビティジャパン」やツアー予約サイト「VELTRA(ヴェルトラ)」など、現在9社と提携しており、数ヶ月後には23社と連携を予定しています。

今後、決済機能の導入も検討しており、検索から体験までの一連の流れをLiigoの中で完結するサービスを目指しているとのことです。

宮本氏は「情報を1つにまとめて同じフォーマットのなかに入れることで、通常はあまり見られることのない地方の観光情報にもスポットライトを当てたい」と考えています。

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