【APIレビュー】Cryptopia’s API

総合評価コメント

Cryptopia’sAPIの評価

Cryptopiaの公開情報の取得や、トレードを外部のプログラムから行うためのAPI。通貨ペア等のパラメータを指定することで各種データを取得することが可能である。
APIの詳細についてのドキュメントは英語で表記されているため翻訳して読み進める必要があるが、取得できるデータも充実していているAPIとなっている。
ドキュメントのレスポンスはJSON形式であったが、レスポンス形式に関しての記述は特になく、XMLやHTMLでも確認できた。

Public APIを利用するにはアカウント登録は不要で特に難しい手順や審査などはなく、パラメータに入れる値を取得すればすぐに利用できる。
Private APIの利用にはアカウントを作成する必要があり認証が必要になるが、ドキュメントの説明は少々わかりにくいが、利用可能である。サポート体制も改善の余地が見られたため、総合評価は6.8点とした。

評価項目

評価項目
ドキュメントドキュメント自体が英語で表記されているため、翻訳して読み進める必要がある。リクエストではパラメータまで入力された例が記述されていて親切だが、パラメータについての説明が不十分に感じる。
また、パラメータのID等の情報がドキュメント上に記述されていないため調べる必要がある。レスポンス例もどのリクエストのものからなのかわかりにくい。
Private APIではAPI Keyを必要とするが取得方法についての記述がドキュメント内にないため不親切に感じた。
使いやすさパラメータにIDか通貨ペアを入力するなど統一されていないため、扱いにくい。また、データ量が基本的に長いため取扱いにくく感じる。
データの中身ドキュメントのレスポンスはJSON形式であったが、レスポンス形式に関しての記述は特になく、XMLやHTMLでも確認できた。データの内容は充実していて、情報量については項目も多く、レスポンスに含まれる分で十分である。
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サポート体制APIについてのよくある質問はドキュメントページの左サイドバーにリンクが用意されている。
質問に対する返答は充実しており、画像もふまえてあるため親切である。
お問い合わせに関してはドキュメント内に説明はなく、トップページの下部のフッターにリンクが用意されている。
お問い合わせページではCryptopiaアカウントへのログインが可能かどうかで場合分けされていて、不可能な場合内容に応じたメールアドレスが複数用意されている。そのため情報量が多く、親切ではあるが問い合わせにくい環境になっているように感じる。
開始しやすさPublic APIは利用にあたりアカウント登録が不要で、特に難しい手順や審査などはないため、すぐに利用できるが、パラメータに指定する値を控えておく必要がある。
Private APIの利用にはAPI keyの取得が必要になり、アカウント登録が必要になる。また、APIの取得方法についてドキュメント内に記述が無いなど少々わかりにくいため、多少手間がかかる。

API概要

評価項目
API名Cryptopia’s API
APlbank ASID未登録
テスト可否未登録
カテゴリ金融
概要市場データや現在の注文の取得、取引の掲載、残高の確認など、さまざまな機能を実行できます。
公式URLhttps://www.cryptopia.co.nz
APIフォーマットREST。URLパラメーターを指定するタイプ。
レスポンス形式JSON(XML,HTML)
SDK/ライブラリ用意なし(そもそも不要)
テスト環境なし
APIbankのレスポンスタイム未登録