【APIレビュー】Computer Vision API

総合評価コメント

Computer Vision APIのレビュー

他にもいろんな機能はあるのですが、今回はイメージ内のラベルの検出を含む画像解析(Analyze Image)機能だけを使った上での評価になります。渡した画像中の「モノ」「シーン」を検出し、信頼度をつけた上で、JSONで返してくれます。
無難な解析結果が多く、まだまだの印象があります。また、何故か状態を表す単語が多く、一つの特徴になっている気がします。

評価項目

評価項目
ドキュメントチュートリアルなどが充実しているわけではなく、ドキュメントもそんなにわかりやすいというわけではないので、少し使いづらいかもしれません。
使いやすさいわゆる一般的なREST APIなので、特に困ることなく使うことができました。
データの中身今回用意した画像の解析結果を見る限り、無難な感じ(person、building)の結果が上位に上がってきており、画像解析の精度としてはいまいちな気がします。また、他の画像解析と比べるとstanding,holding,wearingなどの状態を表す単語が多い気がします。
価格月に5,000回の解析は無料。それ以降は¥112/1,000回の解析
サポート体制今回特にサポートは利用しませんでしたが、使う上でつまずくところは多く、ちょっと不親切なUIが多いきがします。
開始しやすさアカウント準備が少し複雑(Azureアカウント登録がUIがいまいち)で少し難易度が高い気がします。

API概要

評価項目
API名Computer Vision API
APlbank ASID104
テスト可否
カテゴリ画像認識
概要Computer Vision APIはMicrosoft Azure Cognitive Servicesの画像認識API。画像内にあるコンテンツ情報を取得、人が読める文章で画像を説明、著名人・ランドマークの認識。OCRによる画像内テキストの検出などの機能がある。5,000 トランザクション / 月まで無料。
公式URL
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/cognitive-services/computer-vision/
APIフォーマットREST。URLパラメーターを指定するタイプ。
レスポンス形式JSON
SDK/ライブラリあり
テスト環境なし
APIbankのレスポンスタイム