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BlockChain

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとはブロック(Block)を連結(Chain)したものであると考えれば良いですが、 ブロックにはある種の取引帳簿つまりデータを保存して、 このブロックをチェーンで連結して安全に保存する方法だといえます。

簡単に言うとブロックにデータを入れてチェーンの形で連結、 たくさんのパソコンに同時にこれをコピーして保存する分散型データ保存技術です。公共取引帳簿とも呼ばれますが、 中央集中型サーバに取引記録を保存せずに、取引に参加するすべてのユーザーに取引履歴を送ることができます。取引ごとにすべての取引参加者が情報を共有するので、これを照らし合わせることでデータ偽造や変造ができないようになっています。

BlockChain Map

ブロックチェーン活用分野

ブロックチェーンの適用範囲はビットコインで代表されるパブリックな取引だけではなく、 「変造が難しい構造」と「低コスト・低性能のシステムを分散ノードとして使用して無停止運用が可能である点」で銀行取引や契約の中核となる元帳管理に適しているため、 プライベートなシステムでの運用も注目を集めています。 たとえば、銀行の預金や外国為替、決済などの証券取引、不動産登記や契約などの研究が進行中です。

金融業界

一番直接に影響を受ける銀行、カード会社などの金融業界は複雑な銀行間取引の簡素化と効率化のために送金関連の技術の開発、本人認証などの金融取引及び管理システムにブロックチェーンを適用しています。

グローバル銀行(アメリカ、日本、オーストラリアなど)がブロックチェーンのようなFintechの技術に対応する共同インフラを構築するのに力を入れています。国際金融センターの「グローバル銀行ブロックチェーンの導入の現状」資料によると、グローバルIB22所はFintechメーカーR3と提携を結んでコンソーシアムR3CEVを形成し、ブロックチェーンの開発と標準化をしています。R3CEVはブロックチェーン技術を活用して約40所銀行間債権取引を成功させました。また、JPMorganは2月に顧客2200人を対象としてロンドン - 東京間の資金の移動にブロックチェーン技術を試験適用するなどのプロジェクトを積極的に主導しているようです。

医療

健康情報の記録及び共有関連ブロックチェーン技術事例が増加しています。

不動産

国境を越えて個人間の不動産取引可能

米国バーモント州がブロックチェーンを基盤として不動産取引の記録を管理するモデル事業を開始するようです。
ブロックチェーン基盤の不動産スタートアップであるプロピー(Propy)とパートナーシップを結んでブロックチェーンを活用して土地の記録を管理するとしました。不動産取引時の効率性と安全性を向上させ、土地管理データを紙文書や既存のシステムで保存する時のコストを削減するためです。
バーモント局長は「バーモント州は企業、保険、経済技術の長い革新の歴史の象徴」とし「ブロックチェーン技術の商用化で最先端の法律構造を作る計画だ」と説明したそうです。

スマート取引を活用してブローカー、買い手、売り手及び代理人/公証人が地域の規定に従って既存の法的フレームワークの中で取引を追跡、承認することによって国境を越えて個人間の不動産取引が可能になります。

自動運転車

トヨタは自動運転車にブロックチェーンの技術を導入する計画を持っています。

自動運転車の開発に役に立つデータを収集するためにブロックチェーンを使用する計画を発表(2017.05.)
トヨタ自動車はブロックチェーン技術を自動運転車と電気自動車に応用できる方案を模索するために米国マサチューセッツ工科大(MIT)のメディアラボなどと提携を結ぶ

トヨタは走行データの記録/共有やカーシェアの料金決済、運転方式による保険料策定や走行環境の変化に合わせた新しい保険サービスの開発等にブロックチェーン技術を適用することができると予想

各国政府はブロックチェーンを活用するための戦略を作っている

中国:徴税と電子送り状発行の時ブロックチェーンの技術を使用する予定
ドバイ:ドバイブロックチェーン戦略の策定
ロシア:政府の最初のパイロットプロジェクトを発表
日本:総務省はブロックチェーンを活用して政府の電子申請システム刷新予定

ブロックチェーンタイプ

ブロックチェーンは大きくパブリックブロックチェーン、プライベートブロックチェーン、コンソーシアムブロックチェーンの3つに分類ができます。

現在取引所で取引される大多数のブロックチェーンはパブリックブロックチェーンで、 誰でもブロックチェーンネットワークに参加でき、すべての履歴を見ることができ、誰でもトランザクションの履歴を検証することができます。プライベートブロックチェーンやコンソーシアムブロックチェーンは参加者が限られたブロックチェーンで内部ネットワークを構築したり、別の認証方式を使用しての参加が制限されたブロックチェーンを指します。現在、企業が関心のあるブロックチェーンはパブリックブロックチェーンではなく、プライベートやコンソーシアムブロックチェーンです。

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